三菱東京UFJ vizaの後払い式サービスが活用可能になった「ビザタッチ」
三菱東京UFJ銀行は2008年2月18日、キャッシュカードに「ビザ」(viza)のクレジットカード機能を付けている活用者が、後払い式の非接触型IC決済サービス「ビザタッチ」を活用できるようにしたと発表した。
ビザタッチはクレジットカード世界最大最高手のビザ(viza)・インターナショナルが手がけている代金の支払いサービス。コンビニエンスストアやスーパーなどに置かれた端末に携帯電話や専用のカードをかざすと買い物代金を決済できる。
三菱東京UFJのvisaの正式名称は「VISA Touch」(ビザタッチ)だ
三菱東京UFJのvisaは非接触IC決済サービスを指している。
三菱東京UFJのvisaの正式な名称は「VISA Touch」(ビザタッチ)というが、三菱東京UFJのvisaが発売される背景には三菱東京UFJのクレジット業務に対するテコ入れをする一方で、三菱東京UFJのvisa(ビザタッチ)のクレジット決済金融機関として顧客獲得が狙いと考えられている。
三菱東京UFJの傘下には「DCカード」や「UFJカード」があり、更にフランチャイザーとしてグループ企業の発行するクレジットカードも、三菱東京UFJのvisaに置き換えて、決済金融機関業務を拡大していく模様だ。
今後、三菱東京UFJの「VISA Touch」のような非接触ICが主流になる
ただ三菱東京UFJのvisaの決済機能を三菱東京UFJに集中化するメリットは、三菱東京UFJのvisaの決済業務に関わるシステム開発を三菱東京UFJ一行のみでまかない、グループ企業の負担を少なくするメリットがあるのだ。
このことにより、三菱東京UFJのグループ企業が三菱東京UFJのvisaの導入がしやすくなり、三菱東京UFJのvisaの普及が促進されるという相乗効果が待望されているという。
三菱東京UFJのvisa(ビザタッチ)が採用している非接触IC決済サービスは、既にJR東日本が2001年11月に導入した「Suica(スイカ)」で著名だが、JR西日本も非接触IC乗車券「ICOCA(イコカ)」などを発売し始めたが、基本中の基本はソニーが開発した「FeliCa(フェリカ)」の応用技術で、売り上げ処理や決済処理の迅速化がその狙いだ。
三菱東京UFJのvisa(ビザタッチ)を活用したケースの場合、通常のクレジットカードのようにサインや暗証番号入力がまったく不要で、読み取り機にかざすのみで支払が完了するのでたいへん優秀で便利なのだ。
クレジットカードも現在以降は、三菱東京UFJのvisa(ビザタッチ)に見られる非接触ICが主流になると予想されているが、新システムへの移行に一足早く手を打った三菱東京UFJの対応や手法は、さすがと言わざるを得ない。
三菱東京UFJの「VISA Touch」(ビザタッチ)の偽造や悪用
三菱東京UFJのvisa(ビザタッチ)で採用している非接触IC決済サービスは、非接触ICの偽造や悪用も既に事例が報告されているので、完璧に安全とは言えない。三菱東京UFJのvisa(ビザタッチ)でも非接触ICに指認証の機能をプラスした「スーパーICカード」というカードも発行しているが、ATM取引などは限定した端末からしかできないなど、利便性と信用力の狭間でもがいているのが現状だ。
現在以降三菱東京UFJのvisa(ビザタッチ)は従来の「DCカード」や「UFJカード」を取り込み、グループ企業のクレジットカードを巻き込んで、クレジットカードの統廃合による、効率化を目指す事になるはずだが、普及のカギを握るのはやっぱり、非接触IC決済サービスの信用力と利便性に、どう折り合いをつけていくかという問題になってくると予想されているという。
